個人事業主の決算とは
個人事業主は、法人と異なり、任意の事業年度ではなく、毎年1月1日から12月31日までの事業での決算を、個人の確定申告で行うことになります。個人事業主の事業での所得は、すべて事業所得となり、青色申告の対象となります。個人事業主の決算の特徴は、次の通りです。
・青色申告が可能になる
事業所得がある場合には、個人事業主の決算は青色申告が可能になります。青色申告を行うことで、複式簿記での記帳や帳簿の保存期間などの条件を満たしたうえでe-Taxを用いて申告をすることで、最大65万円の青色申告の所得控除を受けることが可能になります。
また青色申告の場合には、損失を3年間繰り越すことが可能になることも、青色申告ならではの特徴です。
・従業員への給与も経費となる
事業所得は、従業員への給与「青色専従者給与」も経費の対象となります。
そのため、個人事業主とはいえども従業員を雇ってはいけない、一人でやらないといけないというわけではありません。
・利益によっては法人化も検討する
個人事業主の決算は、個人の所得税の計算となるため、累進課税制度を取っています。
そのため、利益がかなり出ている場合には一定税率の法人化も検討することも必要になってきます。
森下敦史税理士事務所では、中央区、港区、江東区、渋谷区を中心に「会社設立」「決算申告」「記帳・会計」業務に関する税務会計相談を承っております。「決算申告」に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。
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資格者紹介
Staff
父親が会社経営をしていて、子どもの頃から将来は自分で起業し、自分の思うような人生を自分で切り拓いて生きていきたい、と考えていました。
父親の背中をずっと見てきましたので、経営者の思いや悩み、苦労などにも傍で触れることができました。
そして大学時代に出会った税理士という資格は、中小企業の最も身近なパートナーであることに非常に魅力を感じ、税理士を目指そうと決意しました。
大学卒業後、仕事をしながらの受験生活は長丁場となりましたが、無事に税理士試験に合格。
実際に自分が税理士として仕事をしていて感じることは、税理士の仕事はとてもやり甲斐があり、責任も重大であるということです。
ただし、税理士の使命は「正しい経理処理や税金計算をして、間違いのない申告書を作る」だけではありません。
専門家としての事務的なサービスにとどまらず、経営者が誰にも言えないような悩みを抱えた時に、真っ先に弊所のことを思い出して頂き、気兼ねなくご相談できるように心掛けています。
そして、経営者の思いに本気で応え、共に問題解決をしていきます。
そのため、経営者とのコミュニケーションを積み重ねにより、本物の信頼関係を構築することは重要です。
さらに「スピード対応」を常に心掛け、経営者が事業に専念できるよう、万全のサポートをさせて頂きます。
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- 所属団体
- 東京税理士会
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- 著書
- あさ出版「中小企業の資金調達方法がわかる本」(共著)
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- 経歴
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大学を卒業後、3年間の受験専念期間を経て、一般企業に営業職として入社。
その後、会計事務所に入所し、キャリアを積む。
2011年、税理士試験合格。翌2012年、税理士登録。
「より主体的に、責任を持って業務に取り組んでいきたい」と考え、2013年独立。
森下税理士事務所を開設する。
事務所概要
Office Overview