初めての決算
法人を設立して、事業年度が終了すると、決算を行うことになります。
もちろん事業を始めた法人も、最初の事業年度が終了すると決算を行うことになりますが、決算ではどのようなことを行うのでしょうか。
・領収書や請求書の整理
まず、事業年度が終了すると、領収書や請求書を整理していきます。
領収書や請求書の整理を行うことで、期中の収入や出費を確定していきます。
・仕訳の入力
領収書や請求書が整理出来たら、会計ソフトなどに仕訳を入力していきます。ここでの仕訳が、決算の数字に大きく影響してくるので、入力ミスや入力漏れがないように注意することが必要です。また、決算特有の減価償却費の計上や棚卸による資産残高の修正もこの段階で行います。
・決算書や申告書の作成
仕訳が終わったら、決算書や確定申告書を作成します。事業年度終了から申告、納税まで2か月以内に終わらせないといけないため、ここまでの作業をいかに効率化できるかが重要になってきます。申告書の作成には時間もかかるため、早めの対応が必要です。
・確定申告、納税
申告書での納税額をもとに、確定申告と納税を行います。
法人には、法人税や消費税、法人事業税、都道府県民税、市町村民税があり、それぞれ申告書の提出先は異なります。
・決算書類の保存
申告、納税が終わっても、決算書類は7年間は保存しておく必要があります。
必ず総勘定元帳や確定申告書をはじめとする書類は保存をしておきましょう。
森下敦史税理士事務所では、中央区、港区、江東区、渋谷区を中心に「会社設立」「決算申告」「記帳・会計」業務に関する税務会計相談を承っております。「決算申告」に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。
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資格者紹介
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父親が会社経営をしていて、子どもの頃から将来は自分で起業し、自分の思うような人生を自分で切り拓いて生きていきたい、と考えていました。
父親の背中をずっと見てきましたので、経営者の思いや悩み、苦労などにも傍で触れることができました。
そして大学時代に出会った税理士という資格は、中小企業の最も身近なパートナーであることに非常に魅力を感じ、税理士を目指そうと決意しました。
大学卒業後、仕事をしながらの受験生活は長丁場となりましたが、無事に税理士試験に合格。
実際に自分が税理士として仕事をしていて感じることは、税理士の仕事はとてもやり甲斐があり、責任も重大であるということです。
ただし、税理士の使命は「正しい経理処理や税金計算をして、間違いのない申告書を作る」だけではありません。
専門家としての事務的なサービスにとどまらず、経営者が誰にも言えないような悩みを抱えた時に、真っ先に弊所のことを思い出して頂き、気兼ねなくご相談できるように心掛けています。
そして、経営者の思いに本気で応え、共に問題解決をしていきます。
そのため、経営者とのコミュニケーションを積み重ねにより、本物の信頼関係を構築することは重要です。
さらに「スピード対応」を常に心掛け、経営者が事業に専念できるよう、万全のサポートをさせて頂きます。
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- 所属団体
- 東京税理士会
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- 著書
- あさ出版「中小企業の資金調達方法がわかる本」(共著)
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- 経歴
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大学を卒業後、3年間の受験専念期間を経て、一般企業に営業職として入社。
その後、会計事務所に入所し、キャリアを積む。
2011年、税理士試験合格。翌2012年、税理士登録。
「より主体的に、責任を持って業務に取り組んでいきたい」と考え、2013年独立。
森下税理士事務所を開設する。
事務所概要
Office Overview