決算申告を税理士に依頼するメリット
目次
決算申告は法人にとって毎年欠かせない手続きですが、申告書の作成には専門的な知識が必要です。
自社で対応しようとすると時間も労力もかかり、ミスが生じるリスクもあります。
税理士に依頼すれば正確性が向上し、本業に集中できる環境整備が可能です。
この記事では、決算申告を税理士に依頼するメリットや注意点、選び方のポイントを解説します。
決算申告を税理士に依頼するメリット
税理士は税務の専門家であり、法人税申告書の作成から税務署への提出まで一括して対応できます。
決算申告を依頼することで、正確性の向上や業務負担の軽減など複数のメリットが得られます。
法人税申告の正確性と信頼性が向上する
法人税申告書は別表四での所得金額の計算や別表一での税額計算など、各別表間の整合性を保ちながら作成する必要があります。
特に以下の判断には、税務上の申告調整には幅広い専門知識が必要です。
- 役員給与の損金不算入額の判定
- 租税公課の処理
- 納税充当金の加算・減算
- 税効果会計に係る法人税等調整額の調整
税理士はこれらの複雑な処理を正確に行い、法令に基づいた申告書を作成します。
また、書面添付制度を活用して申告書の作成過程を記載した書面を添付でき、申告の信頼性を高められます。
税務調査リスクを低減し本業に集中できる
決算申告を税理士に依頼するメリットは、税務調査リスクを低減し、本業に集中できる点です。
特に中小企業では経理担当者が他の業務も兼務しているケースが多いため、決算業務から解放される効果は大きいといえます。
また、税理士が作成した申告書には書面添付がなされている場合、税務当局は調査前に税理士へ意見陳述の機会を与えられるため、調査の省略や早期解決につながることもあります。
決算申告をスポット契約にすればコストを抑えられる
税理士との契約形態には、毎月の顧問契約と決算申告のみのスポット契約があります。
年間を通じた税務相談や月次の経理チェックが不要な場合は、決算申告だけを依頼するスポット契約を選ぶことでコストを抑えられる可能性があります。
ただし、日頃から帳簿の整理を自社で正確に行うのが前提のため、自社の経理体制を踏まえて判断することが重要です。
顧問契約であれば月々の記帳チェックや節税提案を受けられるメリットもあり、費用対効果を総合的に比較して選択しましょう。
決算申告を税理士に依頼する際の注意点
税理士に依頼すればすべて任せきりでよいわけではありません。
スムーズに申告を完了させるためには、事前の準備と適切な情報共有が不可欠です。
税理士に渡す資料と事前準備のポイント
決算申告を依頼する際には、次の資料を準備します。
- 総勘定元帳
- 試算表
- 領収書・請求書綴り
- 預金通帳のコピー
- 固定資産台帳
- 借入金の返済予定表
資料の提出が遅れると申告期限に間に合わなくなるリスクがあるため、事業年度終了後は速やかに資料を整理して渡すのが大切です。
また、当期に発生した特殊な取引や重要な契約変更がある場合は、事前に税理士へ伝えておくと申告調整がスムーズに進みます。
期限ぎりぎりの依頼では十分な確認ができないこともあるため、遅くとも事業年度終了の1か月前には税理士へ連絡を取り、スケジュールを共有しておく必要があります。
クラウド会計で効率よく連携する
クラウド会計ソフトを導入すると、税理士との連携が効率的に進みます。
銀行口座やクレジットカードとの自動連携により仕訳の精度が向上し、リアルタイムで会計データを共有できるため、税理士側の確認作業も迅速に行えます。
電子帳簿保存法にも対応したソフトを選べば、帳簿の電子保存もスムーズです。
税理士選びで後悔しないチェックポイント
税理士に依頼するからには、自社に合った信頼できる税理士を選ぶことが大切です。
顧問料の確認や実績の見極めを事前にしっかり行いましょう。
見積もりの内訳と追加料金の有無を確認する
税理士に決算申告を依頼する際は、見積もりの内訳を必ず確認しましょう。
基本料金に含まれる作業範囲を把握し、消費税申告や年末調整、税務相談などが別途費用となるかどうかを事前に確認しておくことが重要です。
見積書に記載のない追加料金が発生するケースもあるため、契約前に料金体系を明確にしておけばトラブルを防げます。
複数の税理士から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
実績豊富で連絡の取りやすい税理士を選ぶ
税理士を選ぶ際は、自社の業種や規模に近い法人の決算申告実績があるかを確認しましょう。
業種特有の会計処理や税務上の論点を理解している税理士であれば、的確な対応が期待できます。
また、決算期は限られた期間内で作業を進める必要があるため、連絡の取りやすさやレスポンスの速さも重要な選定基準です。
初回の面談で対応やコミュニケーションの取りやすさを確認するとよいでしょう。
まとめ
決算申告を税理士に依頼すれば、申告書の正確性向上や税務調査リスクの低減、本業への集中といったメリットが得られます。
依頼する際は資料の事前準備を怠らず、料金体系や実績を確認したうえで自社に合った税理士を選ぶことが大切です。
クラウド会計の活用も含め、効率的な決算申告の体制を整えましょう。
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TAX ACCOUNTANT 税理士紹介

森下 敦史(もりした あつし)/ 東京税理士会
- 経歴
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大学を卒業後、3年間の受験専念期間を経て、一般企業に営業職として入社。
その後、会計事務所に入所し、キャリアを積む。
2011年、税理士試験合格。翌2012年、税理士登録。
「より主体的に、責任を持って業務に取り組んでいきたい」と考え、2013年独立。
森下税理士事務所を開設する。
- 著書
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- あさ出版「中小企業の資金調達方法がわかる本」(共著)
経営者の思いに応える、
税理士のかたち
父親が会社経営をしていて、子どもの頃から将来は自分で起業し、自分の思うような人生を自分で切り拓いて生きていきたい、と考えていました。
父親の背中をずっと見てきましたので、経営者の思いや悩み、苦労などにも傍で触れることができました。
そして大学時代に出会った税理士という資格は、中小企業の最も身近なパートナーであることに非常に魅力を感じ、税理士を目指そうと決意しました。
大学卒業後、仕事をしながらの受験生活は長丁場となりましたが、無事に税理士試験に合格。
実際に自分が税理士として仕事をしていて感じることは、税理士の仕事はとてもやり甲斐があり、責任も重大であるということです。
ただし、税理士の使命は「正しい経理処理や税金計算をして、間違いのない申告書を作る」だけではありません。
専門家としての事務的なサービスにとどまらず、経営者が誰にも言えないような悩みを抱えた時に、真っ先に弊所のことを思い出して頂き、気兼ねなくご相談できるように心掛けています。
そして、経営者の思いに本気で応え、共に問題解決をしていきます。
そのため、経営者とのコミュニケーションを積み重ねにより、本物の信頼関係を構築することは重要です。
さらに「スピード対応」を常に心掛け、経営者が事業に専念できるよう、万全のサポートをさせて頂きます。
OFFICE 事務所概要
| 事務所名 | 森下敦史税理士事務所 |
|---|---|
| 代表者 | 森下敦史(もりした あつし) [ 税理士番号:121051 ] |
| 事務所所在地 | 〒104-0045 東京都中央区築地7-2-1 THE TERRACE TSUKIJI 5階EAST |
| 連絡先 | TEL:03-6226-9566 / FAX:03-6226-9567 |
| 営業時間 | 平日 9:00~18:00 (事前予約で夜間の相談可能です) |
| 定休日 | 土・日・祝日 (事前予約で休日も対応可能です) |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線「築地駅」徒歩4分 東京メトロ有楽町線「新富町」徒歩6分 都営浅草線「東銀座駅」徒歩10分 都営大江戸線「築地市場駅」徒歩10分 |




















