法人企業の税務調査の流れ
税務調査は税務署が公平な課税を行うために、帳簿などを確認して申告や納税が確実に行われているかということを調査するものです。
法人企業で中小企業やそこまで売り上げが立っていない企業でも税務調査の対象となる可能性があるので、税務調査の準備は万全に行っておくことが重要です。法人企業の税務調査の流れは以下の通りです。今回は任意調査という形で流れを説明していきます。
〇税務調査をする通知と日程調整
まず、任意調査においては急に税務署の職員が押しかけてきて調査をするということはありません。まずは必ず連絡が入り、その中で調査が行われます。任意調査では調査を受ける事業主の都合のつく日程での調査が可能です。
もし都合がつかなくなった場合には延期も可能ですので、必ず税務署に連絡を入れるようにしましょう。
〇調査当日
調査当日は帳簿や領収書などを準備しましょう。前もって何について調査をするのか、準備するものは何かということをヒアリングしておくことで、スムーズに調査が進むことになります。
調査当日は税理士に立ち合いを依頼することが可能ですので、日程調整の段階で税理士と話をしておくことが重要です。
〇調査後
調査後も税務署から適宜連絡が入ることがあります。すべての調査がまとまったら追徴課税が課されるのか厳重注意で終わるのかなどの調査結果が通達されます。ここまでの流れで約1~2か月の調査となることが多いです。
当事務所では、中央区、港区、江東区、渋谷区の皆様を中心に、東京、神奈川、千葉、埼玉の皆様からご相談を承っております。
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資格者紹介
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父親が会社経営をしていて、子どもの頃から将来は自分で起業し、自分の思うような人生を自分で切り拓いて生きていきたい、と考えていました。
父親の背中をずっと見てきましたので、経営者の思いや悩み、苦労などにも傍で触れることができました。
そして大学時代に出会った税理士という資格は、中小企業の最も身近なパートナーであることに非常に魅力を感じ、税理士を目指そうと決意しました。
大学卒業後、仕事をしながらの受験生活は長丁場となりましたが、無事に税理士試験に合格。
実際に自分が税理士として仕事をしていて感じることは、税理士の仕事はとてもやり甲斐があり、責任も重大であるということです。
ただし、税理士の使命は「正しい経理処理や税金計算をして、間違いのない申告書を作る」だけではありません。
専門家としての事務的なサービスにとどまらず、経営者が誰にも言えないような悩みを抱えた時に、真っ先に弊所のことを思い出して頂き、気兼ねなくご相談できるように心掛けています。
そして、経営者の思いに本気で応え、共に問題解決をしていきます。
そのため、経営者とのコミュニケーションを積み重ねにより、本物の信頼関係を構築することは重要です。
さらに「スピード対応」を常に心掛け、経営者が事業に専念できるよう、万全のサポートをさせて頂きます。
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- 所属団体
- 東京税理士会
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- 著書
- あさ出版「中小企業の資金調達方法がわかる本」(共著)
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- 経歴
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大学を卒業後、3年間の受験専念期間を経て、一般企業に営業職として入社。
その後、会計事務所に入所し、キャリアを積む。
2011年、税理士試験合格。翌2012年、税理士登録。
「より主体的に、責任を持って業務に取り組んでいきたい」と考え、2013年独立。
森下税理士事務所を開設する。
事務所概要
Office Overview